個人再生と自己破産を徹底比較!どっちがいい?
借金苦になった時に裁判所でとることのできる手続きとして、代表的なものが個人再生と自己破産です。この両者を比較すると、一見借金がすべて免除される自己破産の方がメリットが大きいようにも思えますが、場合によっては個人再生の方が望ましい、またはこの方法しかとることができないというケースもあります。二つの手続きを比較して、どちらの方が自分にとってよりメリットが大きいかというのは素人ではわかりづらいこともありますので、できれば弁護士や司法書士などの専門家に相談に行った方がよいでしょう。
個人再生というのは、借金の総額の20%もしくは100万円の高い方を返済すれば、残りを免除してもらえるという制度です。ただし、住宅ローンは従来の契約通りに全額返済することで、そのまま住み続けることができます。これと比較すると、自己破産は借金がすべてなくなるものの、住宅や車などの高額商品はすべて没収されてしまいますので、資産を持っている人にとってはかえって不利になる可能性があります。一般的には、財産を持っていない人は破産の方がお勧めですが、ローンの残っている住宅を守りたいという人、手元に不動産や車などの資産があり、継続的な収入があるという人は、再生手続きで分割で一部の借金を返済したほうがそれらを失わずに済みます。このように、状況によってとるべき手続きは異なりますので、自分で安易に決める前に、専門家に相談したほうが安心です。
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